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INTERVIEW

NANGA PEOPLE
KENTA KIMURA
GLOBAL ANGLER

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「魚を釣って生きていく」トップアングラーの夢と挑戦を支えるのは、
快適な睡眠をもたらす寝具だった!?

「小学生のときから、魚を釣って、賞金を得て、好きなことだけで自分の人生を組み立てたいと思っていました。その目標を実現できたいま、毎日が楽しくて仕方ありません」

 そう語る木村建太さんは、琵琶湖を拠点とするプロフェッショナル・バス・アングラー。2021年からは活動の舞台をバスフィッシングの本場・アメリカに移し、世界中のトップアングラーが腕を競うバスフィッシング・トーナメント、「B.A.S.S. バスマスターエリート」シリーズに出場している。年間9戦が行われる「エリート」シリーズは、一般のアングラーも参加できるオープントーナメントを勝ち抜いた100名だけが参加できるというもの。このシリーズをフルに戦い、ランキング40位以内に名を連ねると、“世界最高峰”と謳われる夢の祭典、「バスマスタークラシック」に出場できる。木村さんは昨年、念願だったこのトーナメントへの出場権を初めて獲得。昨年に続いて、今年も「クラシック」出場を目指し、全米中を転戦している。

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 ちょうどこの日は、来週から始まるエリートシリーズの次戦に備え、アラバマ州ディケーターのウィーラー湖にやってきたところだった。 「フィールドまでの移動時間が無駄になるから」、あえてホテルは取らず、湖に近いモーターキャンプ場にチェックイン。ボートを牽引する愛車トヨタ・タンドラのルーフにはポップアップキャンパーを載せており、そこで車中泊するのが木村スタイル。1年のうち約300日をモーターキャンプで過ごし、移動以外のすべての時間をフィッシングに費やしている。

「バスフィッシングは自然相手のゲームですが、バスの背後には必ず、釣り人がいる。それまでに対峙した釣り人の戦略やアプローチによって魚の経験値はどんどんアップデートされるから、誰もやっていないアプローチを探って仕掛けるしかない。そのためにはなるべく多くの時間をフィールドで過ごし、魚から最新の情報を収集したいところですね」

 そうやって練り上げた独創的なアプローチも、機器類の精度が向上したおかげで、即座に他のアングラーにバレてしまう。だから来シーズンには使えない。バスフィッシングは大変革の時代を迎えているというが、釣り人も魚も、日々、進化しているのだ。

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モーターキャンプをアップデート

 魚を釣るためにはフィールドにいなくてはいけない。フィールドにいるためには試合に勝って賞金を得なくてはならない。勝つためには、自身のコンディションを整え、ベストな状況で試合に臨まなくてはならない。

「モーターキャンプ生活も3年目に入り、装備のアップデートを重ね、自宅よりも寛げるようになりました。朝6時に目が覚めたらすぐにボートを出し、日が暮れる9時ごろまで釣りをして、戻ったら車のなかで食事をし、そのまますっと寝入る、そんな毎日です」

 車中泊生活のコンディショニングの鍵を握るのが、オン・オフの切り替えを担う睡眠だ。「寝付けない・目覚めが悪いなんて、ただの時間の無駄」という木村さんの、睡眠の質をぐんと向上させたのが、NANGAの羽毛布団、「DOWN DUVET SINGLE DX」だった。

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「なにがいいって、温度調節機能に優れているところ。ポップアップテントには断熱性能がないので、車内温度は外気とほぼ同じ。おまけにアメリカは1日の寒暖差が激しく、明け方は1桁代、日中は30度を超す、なんて日も少なくない。そんな環境でもぐっすり眠れるのは、この羽毛布団のおかげ。軽くて肌触りもよく、暑い日も快適に眠れるので、夏以外の3シーズンをこれ1枚で乗り切っています」

 最高の睡眠を武器に、今日もアメリカのどこかの湖でバスと向き合う木村さん。3年続けての「バスマスターズクラシック」出場権獲得を目指し、42歳の挑戦は続く。

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木村建太(きむら けんた)
Global Angler

1982年京都府生まれ。8歳の時、初めてエサでバスを釣り、15歳で「NBC ジュニアチャプター」に初参戦、デビュー戦を優勝で飾る。高校卒業後、バスプロを目指す。2010年、「B.A.S.S.バスマスターセントラルオープン」にポーターとしてフル参戦。2021年から「B.A.S.S.バスマスターエリート」シリーズに出場。今年3月、テネシー州ノックスビルで開催された「B.A.S.S. バスタークラシック」に初出場を果たした。