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READY, SET, REST.

休むための準備をしておこう

もしものときも、ちゃんと休むこと

防災用品をひととおり揃えておくと、それだけで少し安心できます。でも、「用意してあること」と「家族みんなで使えること」は、少し違います。

ライトやラジオのように、家族でひとつを一緒に使えるものもあれば、寝袋やマット、ブランケットのように、同じ時間にみんなが必要とするものもあります。こうしたものは、ひとつだけでは足りなくなることも。

家族みんなで一晩を過ごすとしたら、全員が横になれるでしょうか。寒がりな人もいれば、暑がりな人もいます。大人と子どもでも、 体の大きさや心地よいと感じる温度は少しずつ違うもの。
「ひとつあれば大丈夫」とは、実はなかなか言えないのです。

家族の人数分、本当に備えられているか。
それは、モノの数だけの話ではありません。

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体も心も休める"備え"

もしものとき、まず必要になるのは、水や食料、トイレなど、生きていくために欠かせないものです。多くの人が、真っ先に意識して揃えているものだと思います。

でも、ひと息ついたあとも、慣れない場所での暮らしは続いていきます。眠ること、身体を温めること、少し気持ちを落ち着けること、家族で話したり遊んだりすること……。

どれも水や食料のように真っ先に必要になるものではないからこそ、後回しにされがち。それでも、疲れた体と心をほぐし、いつもの日常を少しずつ取り戻していくためには、どれも大切にしたいことです。

そのなかでも体を休める基本になるのが、しっかり眠ること。いつもより疲れているはずなのに、気が張ってなかなか休まらない。そんなときこそ、少しでも眠りやすく、休みやすい環境を整えておきたいと思いませんか?

例えば寝袋やエアマット、ブランケットなどがあれば、いつもと違う場所でも、自分たちが安心して眠れる環境を作ることができます。

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そしてもうひとつ、心を休めるために大切なのが、いつもと変わらない穏やかな時間を持つことです。
他者の目があり、また自由に動きづらい環境では、いつも通りの時間の過ごし方も難しくなりがち。そんなときは家族でおしゃべりしたり、好きな本を読んだり、玩具で遊んだりする時間があれば、少しだけ気持ちがゆるむかもしれません。

例えばトランプなどのカードゲームは、荷物にもなりにくく、備えに加えやすいアイテムです。

体には、眠るための環境を。
心には、いつもの時間を。

どちらも、特別なものをたくさん揃える必要はありません。
まずはおうちにあるものを見直しながら、家族に合ったものを少しずつ備えてみましょう。

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ひとりひとりにあった"備え"

もしものときに何を大変だと感じるかは、家族の中でも一人ひとり違うもの。

ここまで見てきたように、眠ること、身体を温めること、気持ちを落ち着けること。同じ「休む」でも、必要なものや心地よさの感じ方は、人それぞれ少しずつ違います。
だからこそ大切にしたいのは、備えそのものと同じくらい、家族で話し合っておく時間です。

なんでもないときに、「もしものときは、どう過ごそうか」を、少し話してみる。避難する場所や連絡の取り方だけでなく、誰が何を使うか、どうすれば少し気持ちが落ち着けそうか。
そんなことまで話しておくと、必要な備えも自然と見えてきます。

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一度にすべてを決めなくても大丈夫です。食事をしながらふと聞いてみたり、今の備えを一緒に眺めながら話してみたり。そんな小さな会話の積み重ねが、家族に合った備えへとつながっていきます。

9月1日は、防災の日。いつか起こりうる「もしも」のことを、少し意識しやすいタイミングです。
そんな会話を始めるきっかけとしても、ちょうどいい日かもしれません。

この機会に、家族と家にある”備え”を確認してみてください。