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SONAE BAG MANUAL

SONAE BAGの魅力に迫る

もしもに"備え"る寝袋
SONAE BAG
キャンプシーンから"防災"に意識を向けた寝袋

寝袋製造30年以上を誇るアウトドアブランド NANGA(ナンガ)
その手で作られる寝袋はキャンプシーンだけでなく、数々の冒険家も支え、極限のアウトドアシーンで活躍をしてきました。

中でも”眠ること”はどんなシーンでも大切にすべきこと。
普段と異なる環境下において、快適な睡眠を得るためのアイテム選びは、必然的に重要になってきます。

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そこで私たちは極限下での睡眠に焦点を当て、様々なシーンを想定したときに、1つのキーワードとなったのが「災害」でした。大規模な災害発生時には、必ずと言って良いほど「避難」という言葉が付きまといますが、避難先での生活は非常に過酷を極めます。

そんな環境下でも、少しでも良い睡眠を取ることができる環境を作ることができれば…。そんな想いを込めて生まれたのが、「SONAE BAG」でした。

SONAE BAGの魅力に迫る

SONAE BAGは「もしもに備える」をコンセプトに作られた寝袋。
だからこそ、誰でもすぐに使うことができるものになるように設計されています。

そしてアウトドアとは異なり、さっと手軽に持ち出せるように、必要最低限が保証できるスペックを意図的に狙い、皆さまがもしもに備えることができるような製品化を目指しています。

今回はそんなSONAE BAGの魅力に迫る、をテーマにSONAE BAGの機能や特徴をご紹介します。
まずは基本性能からどうぞ。

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SONAE BAG SERIES
基本性能

【SONAE BAG】
生地:15デニール ナイロン(シレ撥水加工)
羽毛:350g スパニッシュホワイトダックダウン(90-10%)
収納サイズ:15cm×28cm
寝袋サイズ:全長 190cm×肩幅81.5cm (実寸法)※身長180cmまで対応
対応温度域:<参考>5℃~7℃
※Re:ACTの場合は、対応温度帯はお預かりする羽毛布団の羽毛の質により変動いたします。

展開:SONAE BAG 350、SONAE BAG 450、SONAE BAG 350DX、Re:ACT SONAE BAG

【Air Mat】
生地:30デニール リップストップ高強度ポリウレタン
総重量:600g(ドライサックを含む)
収納サイズ:13 cm x 28cm
※本製品には上記に加えて収納バックがビルトインされております。
マットレスサイズ: 183cm × 52cm × 7.5cm
R値:2.9

テーパードシェープ×ドローコードが最適解

SONAE BAGはマミー型と封筒型の良いとこ取りをしたテーパードシェープを採用。

マミー型は最大限軽量化・コンパクト化が可能なのですが、どうしても足が窮屈になりがち。だから寝袋は全体的にゆったり締め付けが少ない封筒型をベースにしています。ゆとりがありストレスフリーな形になっているため、寝相が悪い方でも快適に眠ることができます。

肩口と足元はドローコード仕様で温度調整も楽々。
しっかりドローコードを絞れば温かく、逆に開けば熱が放出される仕様で、初心者でも簡単に開閉することができます。

本体に縫い付けでついてある湯たんぽケースをすっぽり入れてから、しっかり絞れるのも嬉しいポイント。

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いろいろな使い方ができる便利アイテム

SONAE BAGはまだまだ便利に使うことができます。
例えば再度ファスナーを外せば、1枚の薄手のダウンブランケットに早変わり。体に羽織ったり、かけ布団のように使ったり、いろいろ使い方の幅が広がります。

そして封筒型によくある「連結機能」。もちろんSONAE BAGも対応しています。
ジッパーを全開にして、片方の寝袋をひっくり返し、互いのファスナーを閉めれば2本の寝袋を1つに連結可能。
極限状態の中で、2人で使用するとお互いの体温でより温かく感じられるのではないでしょうか。

ファスナー一本で連結できるからこそ、簡単に取り付けから取り外しまで対応できます。

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他にもこんな特徴がいっぱい

クオリティは間違いなし。赤いNANGAネームの下には日本製を象徴する日の丸ネームが縫い付けられています。
寝袋内側には枕や湯たんぽが入れられるポケットが付属。湯たんぽを使う時は上下反転して使います。
チューブ内でダウンが移動できるのもポイント。寒いときは胸側に、暑いときは背側にダウンを集めれば、体感温度を大きく変えることができます。
エアマットは寝袋の相棒

忘れてはいけないのがエアマットの存在。
SONAE BAGだけでなく、寝袋にはエアマットの併用が必須。寝袋は空気中の冷気は遮断できますが、地面からの冷気はエアマットやコットで防ぐしかありません。

アウトドアシーンでは、両方を合わせて使用される方が多いですが、あくまでもSONAE BAGは防災用。
コットは収納サイズも重量もどうしても重くなってしまうため、今回は寝袋のスペックに合うエアマットが付属しています。

今回SONAE BAGとセットになっているエアマットのR値は2.9(通常R3と表示されます)。
R値は断熱力を表す指標として使われる単位で、数が大きいほど断熱力が高くなります。

R値の目安ですがR1からR2は夏場に使用するマットの値、R3は3シーズン対応です。
(R5は4シーズン。極寒冷地ではR6の断熱力が必要となります。)

ただR3ながらも、エアーで生まれる絶妙な弾力性は随一。

真冬や寒冷地での使用では少し心許ないくらいのスペックですが、防災用の持ち出し品としてはちょうどよい重量感と大きさ。備え用として必要最低限をクリアできる、3シーズンのスペックを採用しています。

※今回のプロジェクトに関してはコストパフォーマンス優先のため、R値を測定するASTM-F3340-18 standardを受けていませんが、マットレス製造工場側が過去に製作した同様品のASTM-F3340-18 standard結果がR値2.9でしたので、この数値を表記しています。
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エアマットの膨らませ方

エアマットと一言でいえど、商品によって空気を入れる方法はいろいろあります。
浮き輪のように空気を吹き込んだり、栓を抜いたらある程度まで自動で吸気したり…SONAE BAGにセットになっているエアマットには、インフレーションドライサックが付属しています。

インフレーションドライサックとは、端的にいうとポンプ代わりになる収納袋のこと。
エアマット本体を収納する収納袋だから、無駄に荷物になることがありません。

収納袋の内側にある生地を引っ張り出して、底面にあるアタッチメントを本体に取り付ければ準備完了。
空気が逃げないように上部を握って押し込むだけで、エアマットが膨らみます。

膨らませるのに必要なのは、この手順だけ。
力も肺活量もいらないため、女性の方でも子どもでも、誰でも簡単に膨らませることができます。

※画像で使用しているインフレーションドライサックは実物とは異なります
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仕様クローズアップ

吸気時の空気逆戻り防止の弁。これがあるから空気を逃がしにくく、効率よく膨らませることが可能。
袋のアタッチメントと本体の吸気穴を合体させれば、あとは空気をいれるだけ。
大きさは大体600mlくらいのペットボトル1本分。空気をしっかり抜いて収納袋にしまえば、こんなにコンパクトにまとまります。

もしもの備えに、SONAE BAG

SONAE BAGとして生まれてからはまだ約半年。
Re:ACTのメニューのひとつとして始まり、今では製品としても少しずつ販売がスタートしています。

しかしながら防災や減災の準備の一つに、寝袋を持つことはまだまだ浸透していません。
例えば飲料水や食品、生活必需品と比べると、そこまで重要度も高くないことも間違いありません。

けれど眠ることの重要性を考えれば、その時間を少しでも良いものにすることが大切であることがわかってくるはず。
SONAE BAGを通じて、今一度、必要不可欠な睡眠の時間を見直してみる機会にしてはいかがでしょうか?

NANGA FUTON SHOP MEGUROでは実際にSONAE BAGを確認していただきながら、製品説明をさせていただいております。
お近くにお越しの方、気になる方は是非、店舗まで足をお運びください。

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店舗情報
NANGA FUTON SHOP MEGURO

“眠ること”に特化した、新たなNANGA SHOP。GOOD SLEEPINGシリーズとSLEEPING BAGを中心に、皆さまの眠りを支えています。
SONAE BAGの現物を見て、触れるのも、日本でこの店舗だけ。
ぜひお気軽にご来店ください。

【住所】
〒152-0003
東京都目黒区碑文谷2-10-21 ディアハイム碑文谷101
TEL 03-6303-1688

【営業時間】
11:00-19:00

【定休日】
火曜日、水曜日

※NANGA FUTON SHOP MEGUROでは、アパレル製品のお取り扱いはございません。アパレル製品をお求めのお客様は、お近くのNANGA SHOP HARAJUKUまでご来店ください。

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