NANGA 30th Anniversary

Collaboration with TACOMA FUJI RECORDS

音楽好きを中心に絶大な人気を誇るブランド
TACOMA FUJI RECORDSとのコラボレーションアイテムが登場

今シーズン、ブランド30周年の節目を迎えるにふさわしい豪華アーティスト・ブランドとのコラボレーションを次々とローンチしているNANGA。前章のジェリー鵜飼氏に続き、今回は“架空の音楽レーベル”をコンセプトに、様々クリエイターやアーティストとの共演作をリリースする《TACOMA FUJI RECORDS》の主宰者である渡辺 友郎氏が登場。

インタビューの様子は動画でもご覧いただけます

“BIG FOOT”は“雪男”じゃないですか。NANGA = “寝袋”のイメージ
だったし、もうこれにしない理由はないなと思いました。

Q 初となるNANGAとのコラボレーションですが、協業した経緯はありますか?

渡辺 キッカケというキッカケはないんですが、今回取材してもらってるウチの事務所の1階にNANGAさんのショップ(*注1)が以前あったんですよ。で、ショップスタッフの方と仲良くなった流れで、ブランドの方々とリンクしていって親しくさせていただいて、っていうのが(今回の)協業のキッカケになるのかな。

NANGA 30th Anniversary

Q 今回インラインでも既にリリースされている“BIGFOOT SURVEY PROJECT”をデザインに採用されていますね。

渡辺 元々はアウトドアブランドとのコラボレーションの際に立ち上げた、タコマフジの中のプラットフォームでした。そもそも《TACOMA FUJI RECORDS》って、“アーティストとTシャツを作る”がコンセプトで始めたんですけど、最近ではアウトドアシーンの方々から凄く良くしていただいて、(アウトドア)ブランドとのコラボが増えていくにつれ、元々のコンセプトと一緒くたになるのが、嫌だなぁと。で、それならばアウトドアシーンと協業する際のプラットフォーム的な機能を持つ屋号を作ろうと誕生したのが“BIGFOOT SURVEY PROJECT”なんです。なので、今回のコラボレーションも、その名義で取り組んだという感じですね。
あと、“BIG FOOT”は“雪男”じゃないですか。NANGA =“寝袋”のイメージだったし、もうこれにしない理由はないなと思いました。

NANGA 30th Anniversary

“携わるアーティストや自分本位”でモノを創りたい。
“純粋に創りたいモノを創る”っていうのがルール

Q ブランド自体もそうですけど、毎回リリースされる作品に架空のストーリーを描かれていますよね。とてもリアリティがあり、ユーモアに溢れていて。あのような物語のインスピレーションはどのようにして浮かんでくるのですか?

渡辺 何なんでしょうね、別に特別なことをしているとは思ってないですよ。ただ、小さい頃から、空想したり面倒なことを考えるのが好きだったことは確かですね。自分がレスラーだったら、このテーマ曲で登場したいな、とか。あと読書好きっていうのも影響しているかも。あんないい加減なテキスト書いている俺が言うのもなんなんだけど(笑)。言葉で表現するっていうのは読書したり文章に触れたり、結構下地が必要かもしれないですが、空想したりっていうのは、そんなに難しくない気がするなぁ。
けど、今回のNANGAさんとのコラボもそうですけど、知ってる人やブランドだったら全然ストーリーが浮かぶんですけど、全く知らない人だと、サッパリ浮かんでこない。何も知らないんだから当然なんだけど。
単純な話、友達知人だったら何かしら着想はあるけど、全く面識のない人から、突然「アートワークだけじゃなくストーリーも込みで何か出来ませんか?」ってオファーが来ても何も出来ないんですよ。「え、待ってよ、どなたですか?」ってなっちゃう。

Q その部分が協業する上でのルールになるのでしょうか?

渡辺 そこはあるでしょうね。あとは“面白い”か、とか“有意義”か、とか。それが1番大きいかな。以前レコード会社で仕事をしているときは“僕個人としていい”と思ったものじゃなくて、“プロジェクト全体の中でベストなモノ”を作る仕事でした。それって仕事としては当然だし凄く勉強になった。でも、今は自分でリスクを背負ってタコマフジをやっている。だったら“携わるアーティストや自分本位”でモノを創りたい。“純粋に作りたいモノを創る”っていうのがルールですね。

Q 最後に今年はNANGA30周年でもありますし、“TACOMA FUJI RECORDS”も15年という節目を迎えるわけですが、今後の展望などあれば教えてください。

渡辺 んー。。。まぁ健康で素敵なモノを創っていければ、あんまり深く考えてないですね。結局のところ、“これ素敵だな!”って感動できるTシャツを創りたいです、それが1番ですね。

(*注1)
『nap produced by NANGA』。NANGA初となる寝袋専門のコンセプトショップとして2016年にオープン。2022年のフラッグショップ『NANGA SHOP HARAJUKU』のオープンに伴い2021年にクローズ。

《NANGA×TACOMA FUJI RECORDS商品ページ 》

NANGA×TACOMA FUJI RECORDS BIGFOOT SURVEY PROJECT LOGO TEE
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS
BIGFOOT SURVEY PROJECT LOGO TEE
タコマフジレコードとNANGA の限定コラボ T
ワシントン州タコマ在住のジャック・アメチーが、憧れのビッグフットに会うためにはじめた「BIGFOOT SURVEY PROJECT」。その計画の従事者に支給された......という架空の 設定から生まれたシリーズとNANGAがコラボしました。
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS BIGFOOT SURVEY PROJECT LOGO CAP
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS
BIGFOOT SURVEY PROJECT LOGO CAP
フロントとサイドに刺繍が入ったコラボキャップ
タコマフジレコードの「BIGFOOT SURVEY PROJECT」のグラフィックと、NANGAのロゴを刺繍した6パネルキャップです。
サイズはフリーサイズとなっており、後頭部のアジャスターで大きさを調整できます。
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS DOWN FEATHERS SLEEPING TEAM LOGO TEE (直営店限定)
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS DOWN
FEATHERS SLEEPING TEAM LOGO TEE(直営店限定)
NANGAに相応しいスペシャルモデル
Tシャツレーベル「TACOMA FUJI RECORDS」定番グラフィックである「DRINKING TEAM」シリーズを、「SLEEPING TEAM」に変更したコラボ限定バージョン。
NANGAのハイスペックな寝袋に捧げる30周年記念Tシャツをデザインしていただきました。
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS QUIET ILLUSION LOGO TEE(直営店限定)
NANGA×TACOMA FUJI RECORDS
QUIET ILLUSION LOGO TEE(直営店限定)
テーマは静なる幻想
音楽とビジュアルの密接な関係性を表現。独自のアートワークに定評がある井口弘史が描いた、特別なグラフィックをプリントTシャツにしました。
焚き火の燃える音やしんしんと降る雪の心象風景によって、ナンガの世界観が表現されています。
Profile
渡辺 友郎(『TACOMA FUJI RECORDS』主宰)
わたなべ・ともろう/1974年生まれ。アメリカの大学卒業後、旅行代理店を経て、ビクターエンターテイメントに入社。ビジュアルプランナーとしてCDジャケットや物販アイテムの制作業務に携わる。その後独立、2008年に“架空のレコードレーベル”をコンセプトとしたTシャツブランド《TACOMA FUJI RECORDS》をローンチ。様々なクリエイターやアーティストとの共演作をリリースするなど、人気を集めている。
Brand HP:https://tacomafuji.net/
Instagram:@tacomafuji
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